
アドラー心理学は「勇気づけ」の心理学と捉えていました。そのため、市民団体で開催する講座では、自己肯定感の低い人、怒りを抱えている人が自分を好きになるためだったり、子どもへの対応を学びたい人が受講されます。それとは別に、私のところにはアドラーを学んだけど実践できない、苦しいという方も多くいらっしゃいます。楽になりたくて学ぶアドラーが、役に立たないことがあるのを知っていたので、私もアドラーを理解できなくなっていたのかもしれません。
今回、ライフサポーターの講座を受講して、アタッチメントの視点で見ていくことで勇気づけとか嫌われる勇気という単純なことではなく、自分を知る方法であり、自分の人生をよりよく、自分らしく生きるための考え方が詰まった手法なのだと感じました。それを他者との人間関係で使うことができると、他者を理解し、お互い心地良い関係をつくることも可能であり、子育てに使う際は、目的論を中心に、アタッチメント重視の対応をすることで課題の分離をしながら上下のコントロールの育児ではなく、導く育児ができる。さらに、アタッチメントや共同体感覚を強化していくことができていくのだなと感じました。
他の講座では一つ一つの理論を表面的になぞるくらいしか教わらなかったため、他の理論とつなげながら深く学びたいタイプの私には、それぞれがつながらなかったのだと、今回の講座を受けて気づくことができました。
また、ライフスタイルの見立ては、お母さんたちへのカウンセリングのなかで自然とやっていたことなので、間違っていなかったと自信になりました。
追究する自己像ワークでカウンセリングをするのに気をつけなければいけない点が浮き彫りになったので、そこを意識しながらお母さんたちと話をしていきたいと思います。
単なる「勇気づけ」「嫌われる勇気」ではないアドラー心理学の理解がすすみ受講してよかったです。私自身の育児や夫婦関係に活かしながらお母さんたちへも伝えていきたいと思います。