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70代のスキルアップ物語
乳児院施設長(71歳)58歳のときに、協会の講師になって、いまも現役
子育てひろばを開設して、地域子育て支援をおこなうために、まずは「アタッチメントベビーマッサージ」資格を取得
わたしが、この協会に出会ったのは、13年くらい前のことです。いまも施設長を務めている乳児院で、当時、子育てひろばをつくって、地域の子育て支援をすることになりました。まだ、ベビーマッサージが、いまのように知られていなかったころのことです。まずは私自身が資格を取って、教室を始めようと思い調べました。いくつかある中で、私のテーマでもあった「アタッチメント」を前面にうたっていた日本アタッチメント育児協会に決めました。
赤ちゃんのアタッチメント形成を促し、お母さんにその大切さを伝えるためのベビーマッサージというスタンスに共感しました。協会も、まだ設立して間もないころでしたが、これなら間違いないと思いました。
そのまま続けて「育児セラピスト1級」そして「日本アタッチメント育児協会トレーナー講座」へすすみました
わたしは、資格を取るなら最高位まで取得したい性格なので、当時設定されていたスキルアップ資格も、すぐに続けて申し込みました。「育児セラピスト1級」講座が次にあり、最後は、「トレーナー講座」で、この時が第一期でした。ここで同期だった数名の先生がたは、いまも一緒に認定講師として、13年間いっしょにやっています。
協会の講師の仕事は、いまでも、大きなやりがいを感じています。毎回、いろんな受講生さんとの出会いがあり、そのたびに、こちらも勉強になっています。また、ここへ来る方々は、みなさん本当に真剣で、学ぶ意欲が高いので、講師としては本当にやりがいがあり、モチベーションも上がります。13年間続けてこられたのは、これが大きいです。
毎年リリースされる新しい講座は、すべて受講してきました
協会では毎年、全国大会という交流イベントを行いますが、このときに新しい講座がリリースされます。この新しい講座には、われわれ講師も、ひとりの受講生として他の方と同じように受講します。いまでは、講座も10を超えていますが、わたしは、すべて受講しています。
協会の講座は、すべて「アタッチメント」が軸になっているので、新しい講座を学ぶと、これまでに受けた講座の内容とつながって、理解が深まり、これまでにはなかった視点が生まれたりします。学べば学ぶほど深まっていくのがわかります。それは講義にも活きてきます。われわれ講師も進化しながら登壇できていることは、大きな喜びとやりがいです。
大学でも教えるようになり、10年が過ぎました
また、協会の認定講師をするようになったおかげで、大学で教える機会もできました。協会の認定養成校である淑徳大学で社会福祉の講師をしてもう10年になります。学生に教えることも、良い経験になっています。
一般の養成講座に来る受講生は、みなさん社会人や現場の方たちです。自分の意志で受講されているので、みな真剣です。学生たちは、少し勝手が違います。授業を聞かない学生もいます。その分、よくなついてくれる学生や、すなおに取り組んでいる学生もいます。だから、ある種の工夫が必要です。それが、やりがいにもなっています。
「学び続ける」ことこそが、人生を豊かに彩ってくれる
わたしは、いま70歳を超えていますが、乳児院の施設長も、協会の認定講師も、大学の非常勤講師も、すべて現役です。これからも、生涯現役でやっていきます。
ここまでやってきて思うのは、やはり「学びつづける」ということが、人生を豊かに彩ってくれるのだ、ということです。そうすることで、何歳になっても成長でいる、発達はすすむ。そう確信しています。生涯発達というのは、そういうことなのだろうと、この歳になってようやく実感しています。
取得済みの資格
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20代
保育士(25歳)保育士養成大学卒業後、保育士になって3年の独身
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30代
看護師(35歳)新人の指導をおこなう中堅ナース、3歳娘の母
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40代
パート保育士(43歳)第一子の出産を機に退職し専業主婦だったが、娘が中学に入ったときにパートとして保育士に復帰
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50代
保育園管理職(53歳)
園長になって、園を引っ張っていこうと張り切るかたわらで、退職後のライフワークも模索しています -
60代
主婦(65歳)子育ても終え、孫も生まれ、夫も退職し、人生の第2ステージをどう生きるか模索中、地域の子どもとお母さんに関わることをしたい
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70代
乳児院施設長(71歳)58歳のときに、協会の講師になって、いまも現役
Basic course
基礎講座
Skill up course