少しずつ暖かくなってきて、おでかけしやすい日が増えてきましたね。最近、我が家の双子はSL(蒸気機関車)にドはまりしてて、ポッポ、ポッポと連発する毎日。こないだ京都鉄道博物館に行ってきました。日本であんなにSLを一堂に見られる場所はなかなか無いし、SLゾーンはそんなに混んでないので最高です!
(3/16までの期間限定で「無限列車」仕様のSLに乗れます。鬼滅ファンはぜひ!回し者ではありません笑)
近況はさておき、今日は「プレパパにおススメする3冊」を紹介していきますー
妻の妊娠より前に、妊娠中の女性の体の変化や、おなかにいる子どもの発育に詳しい男って、お医者さんは別としてほとんどいないんじゃないかと思います。特に第一子の場合は。私の場合もそうでした。
とにかく分からないことだらけだったし、ましてや双子の妊娠はまさに「未知との遭遇」。ググってみると情報が多いが玉石混交。それらしいことが書いてあっても、最後に取ってつけたような反論でバランスを取ったり、「個人差があります」とか「医師の意見を聞いてください」で終わりモヤモヤ。
こういうときは、本を読もう。ということで色んな本を読み漁りました。その中から、周りの人にもおススメしたい3冊がコチラです!
1冊目は、川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」。
ほっこりした表紙はいい意味で裏切られます。妊娠~出産にかけて、筆者の本音が軽妙な語り口でつづられたエッセイなんですが、リアルすぎてなんかグサグサ刺さるんですよね。
特に、スマホにメモしたほど印象深かったのが、「出生前検査を受ける」「夫婦の危機とか、夏」。キレイごとで片付けられない出生前検査の話や、産後クライシスの話は、他の本ではなかなか読めない内容です。
女性の心身に起こる変化がリアルに分かったし、妊娠・出産って、奇跡的でドラマチックだけど、どこまでも身体的で現実的なできごとなんだなって認識して、夫婦仲良くするには、夫の努力も大事だなーと実感しました笑
2冊目は、「父親になる、父親をする」。
家族心理学の視点からデータに基づいて、父親の役割を論じた本です。
他の生物・動物と比べて、人間の赤ちゃんは未成熟な状態で産まれてきます。例えば仔ウマは産まれてすぐに自力で歩きだしますが、人間の赤ちゃんは歩くことはもちろん、食事も自分で取れません。そんな赤ちゃんを生存させるために、人間は「親になる」だけで終わりではなく、「親をする」ことが定められた生き物。でも、授乳、おむつ替え、入浴など多岐にわたりハードな育児を、母親だけでは背負いきれません。だから、父親が育児に参加することが必要だし、自然なことだ。
↑冒頭の要約。腑に落ちすぎました。
さらに、男性の育児参加は、母親にとって助けになるだけでなく、父親自身にとってもプラスになる。もちろんそういう環境で育つ子供にとっても。つまり「良いこと尽くめ」なんです。
生後1ヶ月頃、育児に自信を失ってた時期に読んで、背中を押してくれた本でした。
3冊目は、「新しいパパの教科書」。
最後は、パパ界では有名?な「ファザーリングジャパン」というNPO法人が出している本です。分かりやすいタイトルにつられて買いました笑
パパになる上での心構えとか、パートナーとの関係とかタメになる話ばかりなのですが、私が特に重宝したのは、育休制度や保育園手続きのページ。
そもそも育休って子どもが何歳まで取れるの?とか「パパママ育休プラス」制度、何それ!?とか、保育園探しっていつから始めるの?とか全く知らないことばかり。制度の理解ってものすごく大事で、子どもが産まれる前の時間があるときに調べておくことをおススメします。
こういう話もめちゃくちゃ大事だと思うんです。子育ての悩みとか夫婦の関係などはこのブログも含め、色んなところにアドバイスが転がっていますが、制度・お金のことは、何となく各個人が粛々とやりましょうみたいな空気がありますよね笑。こういう話題ももっと自由に話し合えたらいいなと思います!
というわけで、プレパパにおススメする3冊を紹介しました。書いてみて、プレパパだけじゃなくて、子どもが産まれたパパにもおススメできる本ばかりだなって思いました。
みなさんのおススメ本があれば、ぜひ教えてください~!
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さくたろうさーん!今回も内容の濃い、とても勉強になるブログありがとうございます!これまでにも沢山勉強されてきたっていうのがたくさん伝わってきます!もっともっと多くのことを教えてほしくなります!(o^^o)
「色んな本を読み漁りました」
自分もそうですが、ここのmen’sゴレンジャーのメンバーはとにかくも勉強が大好きですよね!笑。勉強したからといって『できる』ようになるわけではないですが、『分かる』ようにはまずなりたいという。。。笑
育児の世界も奥が深すぎて、学べば学ぶほど苦しさもあったり、答えを求めすぎたり。。。でも、目の前の笑顔を大事にしたいだけなんですよね!「親になる」ではなく、「親をする」!とても腑に落ちる言葉です!
「制度の理解ってものすごく大事で」
本当にそうなんです!日本も「申告主義」だから、申請しないともらえないもの、享受できないものが多いから、こうやってパパさん達からの制度の情報共有ってメチャクチャ大事やと思います!子育てなら子育てで特化しておかないと、普通の会話ではまず出てこないですからね(^◇^;)。。。
うちの娘は障害があるんですが(サラッと出してゴメンナサイ!次のブログで詳しく書きます!笑)、日本は療育手帳や特別な養育手当(かなりの額ですよ)、税金優遇などもあって、お金の面でもかなり有り難いんです。。。支援施設、専門家の人達も年々増えている印象です!公立学校でも、特別支援の子達は通常学級の子達より7倍ほどお金をかけてもらっていると言われています!こんなことは言いふらすもんでもないと言えば誤解があるかもしれませんが、あまりよく思わない人もいるから、もっと教えたいけど教えにくいということがあります。。。
でも、アタッチメント業界では必要としている人達もいるかもしれないので、効果的にアウトプットしていけたらなーなんて思ってます(≧∀≦)
「制度・お金のことは、何となく各個人が粛々とやりましょうみたいな空気がありますよね笑。こういう話題ももっと自由に話し合えたらいいなと思います!」
本当にそう思います!!!
ありがとうございます!!!
少し覚悟が出てきました!!!笑。
自分にもできる話題を提供して、もっともっも自由に話し合えるようにしていこうと思います♪
さくたろうさんに感謝です!!!
次のブログもとても楽しみにしています!!!
ありがとうございます!!!!!(^。^)
優良図書の紹介ありがとうございます!!
絶賛プレパパ中なので有り難く読ませていただきます✨笑
やっぱり「知らない」ことが不安や恐怖心につながることって多いと思うので、まずは「知る」ということが大事ですよね!
制度とかって市や区でも違うしややこしいですよね…全国統一してほしい気持ちもありますが、まずは自分で調べて理解するしかないですもんね。
またいろいろ教えてください〜!!