「助産雑誌」2020年2月号にベビーマッサージの紹介記事が掲載されました。
「助産雑誌」2020年2月号にアタッチメント・ベビーマッサージの紹介記事が掲載されました。
今回は、和田 智勢さんのご活用事例をご紹介させていただいております。
是非ご覧くださいませ。
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以下の文章は記事の内容となります。
◆産後の育児の不安や悩みに寄り添うベビーマッサージ教室
助産師の和田 智勢(わだ ちせ)さんは、鹿児島県霧島市の前田産婦人科クリニックに勤務しています。ことの始まりは2年前、院長主導のもと、産後のお母さんと赤ちゃんが集まって育児の不安や悩みごとを話せる教室を作ろう、ということになりました。
いろいろ調べてみると、ベビーマッサージが、産後の愛着形成にとても良いことを知りました。そして「お母さんの悩みや不安に寄り添うベビーマッサージ教室」という教室コンセプトが定まりました。教室をはじめるにあたっては、きちんとした資格が必要だと考え、いろいろと検索して調べた結果、いろいろな団体の中で、日本アタッチメント育児協会の「アタッチメント・ベビーマッサージ」の資格に決めました。アタッチメント形成を主体とする基本理念と方針に共感できたこと、勤務しながらでも無理なく取得出来ることが決め手でした。
◆アタッチメント・ヨガは、言葉では伝わりにくいアタッチメントを感じてもらえる
ベビーマッサージは、お母さんたちの関心も高く、取り組みやすいので、教室はスムーズに軌道に乗り、月2回の教室は、毎回10~15組を集められるようになりました。
教室も安定してきて、気持ちに余裕が出来た頃、和田さんは、アタッチメント・ヨガのインストラクター資格を取得し、ベビーヨガを何度か開催しました。一般的なヨガのイメージとは違う、心理学の視点に立った背景を伝えるように心がけているそうです。
和田さんの実感として、ベビーマッサージだけではなく、ベビーヨガが加わることで、言葉では伝わりにくいアタッチメントの感覚を、呼吸やポーズを通して感じてもらえると言います。
◆産前・産後の一貫した周産期ケアの実現とその先
今後は、ベビーヨガだけではなく、マタニティヨガにも取り組み、妊娠時からのアタッチメント形成を援助していく産院ならではの切れ目ない周産期ケアを実施する展望をもっています。そんな和田さんは言います。
「お産だけでなくその前後のケアも可能な限り取り組み、地域の方々に貢献していきたいと思っています。」
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