「ママパパベビーの笑顔の居場所作りをしたい!」元教師の私が決めた新たな人生
娘のひと言で変わった私の人生
教師として多忙な日々を送っていた私ですが、小学校1年生だった長女から「学校の先生やめてほしい」と言われた一言が、人生の大きな転機となりました。その後、次女の育児休暇中にアタッチメント・ベビーマッサージインストラクターの資格を取得し、最初は自分の子どもやお友だちにマッサージをする程度でした。
しかし、「我が子も大切にしたいし、一度きりの人生、やってみたかったことをやりたい!」という想いが強くなり、教師を辞めてインストラクターの道に進むことを決意しました。そして資格取得から5年目に、ついに教室を開くことになりました。
親子の笑顔があふれる温かい教室づくり
現在は、市民センターや自宅、商業施設のホールなど、さまざまな場所でベビーマッサージや親子体操を行っています。月3回のベビーマッサージ教室や、月1回のアタッチメント・ジムを含む親子遊び体操、さらには「ハイハイレース」や「おうちdeワークショップ」といった楽しいイベントも定期的に開催。
最近では住宅メーカーや保育園、児童センターからの依頼も増え、活動の幅が広がっています。特に「凸凹お話会」では、発達に不安を抱えるママたちが先輩ママに相談できる場を提供し、多くの方に喜ばれています。
学びを続け、広がる活動の可能性
インストラクターとしての活動を始めた当初は、ベビーマッサージの動画をノートに書き起こしたり、協会のホームページを端から端まで読み込み、大切なことを丁寧に学びました。その知識を基にお客さんに分かりやすく伝えることを心がけ、協会から送られてくる会報誌やブログも「研修代わり」として活用。
キッズマッサージやアタッチメント・ジムの資格を取得し、教室で伝えられる内容の幅も広がりました。今後はヨガや食育の資格も取得し、さらにスキルアップを目指したいと考えています。
リピート率9割!安心できる教室の魅力
私の教室の魅力は、リピーターが多いことです。約9割の方がリピートしてくださり、2人目のお子さんが生まれた際にも戻ってきてくださることがほとんど。また、赤ちゃんが成長して動き出しても3歳くらいまで通ってくださる方が多く、教室の優しい雰囲気や参加者同士の暖かい見守りが、初めての方でも安心できる環境を作り出しています。
さらに、季節の遊びやフォトセッション、足形作りなど、親子で楽しめる特別な時間も提供。こうした活動の中で子育て相談を受けることも多く、ママたちが「共感してもらえてスッキリした」と笑顔で帰っていく姿にやりがいを感じています。
始めた頃は、お客さんが少ない時期もありましたが、「1人でも来られたらその方を大切に接する」という姿勢を大事にしてきました。その結果、今では私自身も心地よいと思える教室を作り上げることができました。
これからもママと赤ちゃんの絆を深めるサポートを続けながら、新しい挑戦にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。
最近のコメント