広島と茨城を繋ぐ座談会を開催 ~振り返る子育て、楽しむ孫育て~

先日、アタッチメント広島チームメンバーの杉原美代子さんと岡本雅子さんが、茨城の育児セラピストとオンライン座談会(Zoom)を開催され、ご報告をいただきましたので、ご紹介をさせていただきます。

広島と茨城を繋ぐ座談会を開催

「広島と茨城を繋ぐ育児セラピスト座談会 第1回」を開催しました。産婦人科看護師の私(杉原美代子)が日本アタッチメント育児協会に出会ったのは14年前のことです。育児セラピスト2級講座を受講したのがきっかけで、「育児セラピスト」という言葉に強く惹かれ、翌月には1級講座も受講し、その後、ベビーマッサージのインストラクター資格も取得しました。

2023年9月から、宮河さん、岡本雅子さんと共に活動をさらに活性化しています。その中で、胎教アドバイザーの渡辺弥生さんと共に、このたび、「広島県」と「茨城県」を繋ぐ座談会をZoomで開催する運びとなりました。渡辺弥生さんは日本アタッチメント育児協会の「あそび発達インストラクター」でもあります。

座談会では、以下のテーマについて話し合いが行われました
1. 育児セラピストが考える「愛着形成の心の土台と学び」について
2. 自身の子育ての見落としから、今思う孫育ての楽しみ

育児セラピストが考える「愛着形成の心の土台と学び」について

私たちは自身の子育てが一段落した後に、育児セラピストとしての学びを始めました。この座談会では、自分たちの子育てを振り返る機会となりました。

私たちが大切にしてきたことは、必要なときにだけ手を差し伸べ、子どもの選択を尊重することです。就職や結婚などの人生の選択肢については親として全力で支えましたが、それ以外のことは子ども自身の意思に任せました。今、育児セラピストとして学んだ知識を通じて、それが子どもたちの心の土台=愛着形成に繋がっていたのだと理解しています。

自身の子育ての見落としから、今思う孫育ての楽しみ

とはいえ、子育てには反省もあります。私たちが子育てをしていた時代は地域とのつながりがあり、共に子育てをする環境が整っていました。しかし、今の世代では非日常体験が少なくなっていると感じます。

そこで私たちは、孫たちに四季折々の自然体験(春のお花見、夏の川遊び、秋の果物狩り、冬の雪遊び)を通じて、非日常を感じさせるようにしています。育児セラピストとして得た知識を活かしながら、孫との時間を楽しんでいます。今後も地域・世代を問わず、育児セラピストとの座談会を継続していきたいと考えています。

杉原 美代子さん(広島県)看護師

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