「助産雑誌」2023年2号にベビーマッサージの紹介記事が掲載されました。
「助産雑誌」2023年2号にアタッチメント・ベビーマッサージの紹介記事が掲載されました。
今回は、助産師をされている西村 美津子さんの、助産院でのご活動事例をご紹介させていただいております。
是非ご覧くださいませ。
※ 画像をクリックすると拡大してお読みいただけます。
以下の文章は記事の内容となります。
大阪府高槻市で「あかり助産院」を開院されている西村 美津子さん。
看護師・助産師として大阪医科大学附属病院などで、27年間勤務されたのち、「自然なお産ができる助産院を」との思いから、2016年に助産院を開業されました。
お産を扱う有床助産院として、お産、産後ケア入院、産後ケア訪問、母乳相談、育児相談やベビーマッサージ教室などを行っていらっしゃいます。
◆「産後のサポートに力を入れたい」という思いから、ベビーマッサージ講座を受講
西村さんが、「アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター養成講座」を受講されたのは、大学病院に勤務されていた時のことでした。
当時、妊娠中のお母さんたちに向けたマタニティ・ヨガ教室はありましたが、「産後のサポートとして、ベビーマッサージ教室ができないか」と考え、資格を取ることを決めました。
◆インストラクター講座を受講して、教室のイメージが具体的になった
受講してみると、ただベビーマッサージの手技を習うだけではなく、「アタッチメント理論」と「発達心理学」を基本から学び直すことができたといいます。
「助産師なので、学校で勉強をしていたのですが、それを更に深めて学ぶことができて、とても良かったです。」
さらに、実技試験では、ベビマ教室のデモンストレーションを行うため、より具体的にその後の教室イメージを持つことができたそうです。
◆ベビーマッサージ教室に込めた思い
「お産だけでなく、産後を楽しく過ごしてほしい、助産院で楽しくわいわいベビーマッサージをしたい。」そんな思いからベビマ教室を始めました。
他の赤ちゃんを見ることで自分の子どもの成長が分かり、これからの成長も予想できたりなど、お母さんたちも良い刺激を受けているといいます。
参加されたお母さんたちからは、「赤ちゃんとの接し方が分かって良かった。楽しい時間だった。赤ちゃんが喜ぶと嬉しいので夫婦でやっています。」「お風呂あがりのマッサージタイムがすごく楽しみになり、赤ちゃんも気持ち良さそうにしている。」といった声が寄せられます。
「お母さんたちは、ベビーマッサージを通じてアタッチメントを育み、それによって精神的に安定していくことを実感している。また、ベビマ教室を通して、『あかり助産院』を知ってもらう機会が増えた」と西村さんはいいます。
◆これからもずっと伝え続けていきたい
育児が辛い・・・というお母さんと接することが多い西村さんが、願い続けていることがあります。
「お母さんたちが『お産は楽しい、心地よい経験!』と感じられるよう心がけています。ベビーマッサージはこれからもずっと続けていきますし、コロナが落ち着いてきたら、お母さんたちと集まって、ワイワイ笑って楽しい時間を持ちたいなと思っています。」
最近のコメント