第6回 全国大会 開催レポート

公開教室

例年通りと言っても、常に新たな試みをするのが「われわれ流」です。今年も、新しい試みとして、「公開教室」を開催しました。多くの方に、実際の教室を見学してもらう機会を作るために、本物の教室を開催して、それを見学してもらえるようにしました。教室は4種類、「あそび発達」「アタッチメントジム・キッズマッサージ」「アタッチメント・食育」「アタッチメント・ヨガ(マタニティヨガ)」です。
あそび発達
熊谷 れい子先生

熊谷 れい子先生

あそび発達教室は、アタッチメント形成を促す幼児教室で、豊かな知能の土台を育む幼児教育です。公開教室では、実際に1~3歳の親子6組に参加してもらい、教室の一日を再現しました。講師は、あそび発達のインストラクター養成講座も担当している熊谷先生です。ベビマのインストラクターの方にとっては、知能系の幼児教室の進め方を、具体的にイメージしていただけたと思います。
自己紹介

自己紹介をして協調性や社会性を養う

左右に揺れる

左右に揺れて体のコントロール力を高める

脳の髄しょう化

脳の髄しょう化についてわかりやすく図解

ビリビリ遊び

ビリビリ遊びで音を楽しみながら指先の訓練

受講生の声

とても参考になりました。どんな状況になっても先生がニコニコ笑顔でやっておられたので、「さすが!」の一言です。その状況を生かして次の動きに入ることができるよういろんな引き出しを作り、何かあったらその引き出しをあけられるよう、勉強していきたいと思います。 (保育士 55歳 千葉県)
講義を受けてもそれを実際の子どもがどれくらいできるのかということが自分の中で見えてこず、実際の教室を見たいとずっと思っていたので、今回の企画は迷わず参加しました。 (保育士 52歳 三重県)
アタッチメント・キッズマッサージ アタッチメント・ジム
大塚 一恵先生

大塚 一恵先生

べビマの次に学ぶ講座として一番人気です。これも、保育園や病院、児童館、子育て支援センターなどで、様々な形で取り入れられていますが、今回の公開教室では、キッズマッサージとアタッチメント・ジムの両方のメソッドを取り入れた教室を、同じく1~3歳の親子6組に参加してもらい再現しました。講師は、キッズマッサージ&アタッチメント・ジムのインストラクター養成講座も担当している大塚先生です。ベビーマッサージの次の営みを提供する教室運営のイメージを感じ取っていただけたことと思います
運動感覚と認知機能を高める

アタッチメント・ジムで運動感覚と認知機能を高める

バランス遊び

バランス遊びで身体意識を鍛える

親子のアタッチメント

キッズマッサージで親子のアタッチメントを育む

ママと一緒に親子体操2

ママと一緒に親子体操で「できたよ!」の自信

受講生の声

自分が行っているときだったら…と考えながらみることができ、また「服を着たまま気軽にマッサージでも良い」など気づきや学びも多くとても参考になりました。 (55歳 埼玉県)
インストラクター資格を取得してから年数が過ぎてもなかなか勇気が出ず、前に進めていなかったのですが、公開教室を見学して、どんな風に教えたらいいのかのヒントをいただきました。 (主婦 40歳 神奈川県)
アタッチメント・食育
権 かおり先生

権 かおり先生

親が子育てのために学んでおきたい食育であり、心理学を背景に、食の舞台での子どもの成長を学ぶのがアタッチメント食育です。心理学、栄養学、歯学の3本柱で構成されており、今回は、その中でも、食育の講座としては、非常に特徴的な「歯学」のコンテンツを中心に、お伝えしました。講師は、アタッチメント食育インストラクター養成講座も担当している権先生です。意外と知らない虫歯のメカニズムや、よい歯を育てるための日常の心掛け、また歯を見れば親子関係が見えてくる話など、興味深い話が盛りだくさんで、子育て支援の現場で開催する「食育セミナー」のイメージを描いていただけたことと思います。
アタッチメント食育の大切さを学ぶ

アタッチメント食育の大切さを学ぶ

食事のバランスや間食の必要性についての講義

食事のバランスや間食の必要性についての講義

乳歯と永久歯の関係性についての説明

乳歯と永久歯の関係性についての説明

虫歯のメカニズムを知って納得する受講生たち

虫歯のメカニズムを知って納得する受講生たち

受講生の声

実際に参加する教室は先生の所作、動きなどじっくりと見ることができてとても良かったです。自分の教室の振り返りで学べました。 (インストラクター 40歳 愛知県)
食育講座の中でも歯学は不得意で、どのように話したらよいかわからなかったが、おかしの食べ方など問い合わせが多いので、知れてよかったです。 (看護師 40歳 奈良県)
アタッチメント・ヨガ
島田 恭子先生

島田 恭子先生

早川 貴子先生

早川 貴子先生

妊婦さんと胎児をつなぐマタニティ・ヨガであり、ママと赤ちゃんで一緒に行うベビー・ヨガです。アタッチメント・ヨガは、ヨガを心理学で解釈し、心理学をヨガで感じるメソッドで、呼吸法を中心に、妊婦さんの体に負担をかけない安全なポーズで構成されているのが特徴です。講師は、アタッチメント・ヨガのインストラクター養成講座も担当している島田先生と早川先生が、2クラスをそれぞれ担当しました。こちらで意図したわけではないのですが、東京会場の2クラス、そして大阪会場のクラスでも、すべてのクラスで本物の妊婦さんが参加してくれたので、参加者は、マタニティヨガクラスの雰囲気そのものを体験していただくことが出来ました。 子宮のむすび

子宮のむすびで赤ちゃんとの一体感を感じる

ハミングブレス

ハミングブレスでお腹の赤ちゃんと語り合う

呼吸を大切にして心も体もリラックス

呼吸を大切にして心も体もリラックス

受講生の声

久しぶりにヨガをしました。子どもがお腹の中にいるときのことを思い出しとてもリラックスしました。アタッチメント理論を生かしたヨガは産前から子どもとの絆が育まれていいなと思いました。 (看護師 40歳 奈良県)
ヨガはとてもリラックスしました。お腹の中にいるときからのアタッチメントのお話、お母さんのリラックス、赤ちゃんとの対話など改めて大切なんだと実感しました。 (主婦 35歳 滋賀県)
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