第6回 全国大会 開催レポート

DAY2 シンポジウム

開会式

登壇している廣島さんの写真 全国大会二日目は、例年通りシンポジウムでした。今年のテーマは 「Are you Happy ? ~あなたの『ハッピーの素』は何ですか?~」 ということで、冒頭では、「ハッピー」についてお話させていただきました。ハッピーには大きく分けて2種類あります。一つは、「モノで得られるハッピー」、もう一つは「体験で得られるハッピー」です。 前者は、手にしたその時が最高潮であり、時間と共に薄れてしまいます。それに対して後者は、ずっと心の中に生き続け、時が経っても色褪せず、そのハッピーが再現できます。そして、そのハッピーは生きる糧となります。たとえモノに宿るハッピーであったとしても、それが体験に由来していれば、後者となります。たとえば、子どもの写真、小さいころに子どもが描いてくれた絵や、一緒に遊んだおもちゃなど、対象はモノでも、そのハッピーの出所は、子どもとの体験(思い出)です。 育児セラピストは、子育て支援を通して、後者の「体験で得られるハッピー」を作るお手伝いをしているのであり、同時に、私たちもその体験からハッピーをいただいています。つまり「ハッピーのやりとり」をしているわけです。それは、生きる糧になるし、時がたっても色褪せません。だから、みなさん、大変だけど続けられるし、苦労があっても、やっぱり楽しいし、ハッピーでいられるのではないでしょうか。 私たち日本アタッチメント育児協会は、そうした皆さんに、「分野・立場・年齢」をまたいだ「学びの場」を、これからも提供していきたいと、改めて感じています。この会場にも、保育、医療、看護、公共団体、個人教室、子育て中のママ、タレントさんなど、様々な分野の方々がいます。また、園長先生や施設長、看護師長など○○長の方から、中間管理職の方、現場の最前線の方まで、様々です。それに伴って、年齢も上は70代、下は20代までの方が、この場に一堂に会しています。このような場は、とても稀であり、貴重であると思います。そのような素晴らしい場が出来ているのも、ここに来て下さっている皆さんのおかげです。本当に感謝いたします。そして、皆さんの思いに応えられるだけの学びを、本日は持ち帰っていただきたいと思います。皆さんの「ハッピーの素」になるような体験をしていただける、そんな一日になることを願って、開会の言葉にかえさせていただきます。 傾聴中の皆さん傾聴中の皆さん2 次のページ 優秀実践者表彰式・実践発表

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