全国大会スキルアップ講座：アタッチメント・ヨガ インストラクター養成講座

ヨガ・インストラクション

「アタッチメント・ヨガ インストラクション」では、実際のヨガのポーズと呼吸法を習います。また、それぞれのヨガにおける意味を習います。

まず大前提として、アタッチメント・ヨガは、そのポーズにおいて、これまでのマタニティヨガとは全く別のコンセプトを持っています。これまでのマタニティヨガというのは、どこまでなら大丈夫かを、解剖学に照らして、体と対話しながら取り組まないと、おなかが張ってしまったり、切迫流産や切迫早産のリスクを伴うポーズがあるため、ヨガ上級者のものとされてきました。

しかし、私どもが心理学的に見て「妊婦と赤ちゃんにとってすばらしい！」と確信したのは、上級者向けの難解なポーズによるものではありませんでした。むしろ、ヨガの語源「Yuj（ユジュ）」に由来する「つながる」というヨガ本来の目的こそが、妊婦と赤ちゃんにとっては、かけがえのない価値があるものでした。

大事なのは、妊婦さんとおなかの赤ちゃんが「つながる」ことであり、そのために重要なのは、リラックスを促す呼吸法と、つながりを感じることのできる簡単なポーズであると結論付けました。

こうして、これまでのマタニティヨガやベビーヨガとは違う全く新しいコンセプトとして「心理学＋ヨガ」を掲げ、妊婦の体や胎児に影響を及ぼす可能性のある難解なポーズは一切なくし、ヨガ初心者でも、安心して取り組めるヨガを創りました。それが「アタッチメント・ヨガ」です。

ですから、アタッチメント・ヨガは、呼吸法に重点を置き、動きは少なくおとなしいポーズで構成されています。まずは、最も重要な呼吸法について、そのやり方から、考え方、誘導の仕方を習います。次にポーズについても、やり方だけでなく、そのポーズの意味や考え方と、その誘導の仕方を習います。

実は、このアタッチメント・ヨガの監修をした、ロータスエイト代表の橋村さんやインストラクション講師の佐藤先生によれば、呼吸法中心の大人しいポーズで構成された、このアタッチメント・ヨガは、結果として「本来の純粋なヨガ」になっており、「心を浄化」する作用がとても高い、との評価をもらっており、まさにマタニティ＆ベビーのためのヨガにふさわしいものとなりました。

ヨガ概論

また、この講座では、すべてを学び終えた後、ヨガの歴史やヨガの基礎知識を「ヨガ概論」として、講座終了後にDVDで学びます。ヨガでは、まずはやってみて、その後で理屈を学ぶのが順序です。ですから、まずは、インストラクションでヨガをやってみて、その後で、ヨガの概論を学ぶことで、より深い学びと発見を誘発します。

ヨガ概論DVDでは、「ヨガとは何か？」という哲学的問いにはじまり、ヨガの成り立ちと歴史、様々なヨガの種類を学びます。

そして八支則やチャクラといったヨガに不可欠の概念について、その意味や考え方を学び、ヨガの日常生活での活かし方までを学びます。

アタッチメント・ヨガ　受講生感想