育児セラピスト・ライフサポーター講座
よりよく生きる
アタッチメントをテーマに学ぶわれわれが、アドラー心理学のアプローチを学ぶことは、まさに「おなかからと背中からのアプローチ」を手に入れることになります。実際、わたしは夫婦関係において、このすごさを実感しています。アドラーだけでは、全体が見えません。アタッチメントだけでは、個の傾向までは見えません。両方活用すれば、全体像の中の個を見つけることができます。
アドラーは、言います。
「すべての問題は、人間関係の問題である」
「人と人が関わるうえで、必ず問題は起こる」
わたしたちのまわりに起こる人間関係の問題には、終わりがありません。それでも、そのときその時を丁寧に対応する。そうすれば、わたしたちはみな「よりよく生きる」ことが出来る。アドラーもボウルビーも、そんな世の中を願って研究をつづけたに違いありません。 いつになるかは決まっていませんが、この「よりよく生きる技術」を、「育児セラピスト・ライフサポーター講座 第一期」として、みなさんといっしょに学べることを楽しみにしています。
育児セラピスト・ライフサポーター 感想
アタッチメント理論を通してアドラーを学ぶことができて、とても有意義な時間でした
日本で数年前から大ブームになったアドラーについて自分の良く知っているアタッチメント理論を通して学ぶことができて、とても有意義な時間でした。自分についての気づきも多くありました。さらに学びを深めて仕事に、家庭生活に活かしていきたいと思います。 コロナの収束にはまだまだ時間がかかると思います。今回、オンラインで受講してみて講師のエネルギッシュな講義はオンラインでも臨場感たっぷりでしたし、会場への往復時間もなく体力的にも楽でしたので、今後もオンライン講座が続いていくことを期待しています!(保育士 60代 神奈川県)
単なる「勇気づけ」「嫌われる勇気」ではないアドラー心理学の理解がすすみました
アドラー心理学はアタッチメントの視点で見ていくと、「勇気づけ」とか「嫌われる勇気」という単純なことではなく、自分を知る方法であり、自分の人生をよりよく、自分らしく生きるための考え方が詰まった手法なのだと感じました。それを他者との人間関係で使うことができると、他者を理解し、心地良い関係をつくることが可能であり、子育てに使う際は、目的論を中心に、アタッチメント重視の対応をすることで導く育児ができる。さらに、アタッチメントや共同体感覚を強化していくことができていくのだなと感じました。(育児支援 講師 40代 愛知県)
現在の世の中の状況における、タイムリーな内容でもあり、深く学ばせていただきました
アドラー心理学をアタッチメントで解釈することで、とても理解しやすく、わかりやすく学ぶことができました。ライフスタイルの分析において、自分自身で気づかなかった自分を客観的にみることができました。また、職員の精神面でのサポートをする際に「何か解決してあげなければ」と思ってしまいがちでしたが、個々人のライフスタイルを分析しながら寄り添い、心の声を表出させてあげられるだけでも効果はあると、改めて感じました。
現在の世の中の状況における、タイムリーな内容でもあり、とても深く学ばせていただきました。(看護師 50代 東京都)