オンライン座談会 第二部:「メンズ育児セラピスト」のパパたちと語る、子育てぶっちゃけトーク
「育メン」といわれると気まずい
前田さんは、「育メン」と言われることに抵抗感があると言います。それほど特別なことじゃないのに、と思ってしまう。プレパパの藤岡さんは、逆に自分のアイデンティティとして、育メンという言葉をポジティブに受け入れられるそうです。マヨネーズ好きを「マヨラー」っていうような感覚。
櫻田さんは、妻と一緒にいるときに、ほかの人から自分が「育メンですね」と言われると気まずいと言います。妻と二人で育児しているのに、自分だけ評価されると、申し訳ない気持ちになる。逆に妻は、なんで男が育児すると評価されて、わたしは評価されないの、と感じるそうです。「男が育児するのはエライね」というニュアンスが含まれている気がする。パパの子育てが当たり前の世代にとっては、「育メン」は、もはや違和感を含む言葉になっているということですね。