Column
たった4つのステップでパパがみるみる協力的に!イクメン育成プログラム
STEP1:赤ちゃんに慣れましょう(1日~7日目)
【1日~3日目】赤ちゃんの話をしましょう
まずは、パパと赤ちゃんの話をすることから始めてみましょう。
ポイントは、その日の赤ちゃんとのBDP(Being・Doing・Playing)を伝えることです。
【Being】こんな表情をしたよ!
→「かわいかったよ。あなたにも見せてあげたかった。」
【Doing】こんなことが出来るようになったよ
→「すごいでしょ。毎日が発見の連続だよ。」
【Playing】一緒に、こんなことをしたよ!
→「楽しかったよ、こんど一緒にやろうね。」
毎日、赤ちゃんの様子が聞いているうちに、パパはだんだん赤ちゃんに興味を持つようになり、まるで、続きものの物語を読んでいるように「今日はどうだった?」と、ママから聞くわが子の様子を楽しみするようになります。
この「興味」がイクメンパパに変身するための第一歩となります。
日中、ママは大変な思いをしながら、赤ちゃんとじっと向き合っているわけですから、疲れて赤ちゃんと一緒に寝てしまってもいいんです。
でも、パパが仕事から帰宅したら起きて、赤ちゃんの話をしてあげてください。
そうやって、ママが起きてきてくれるだけでもパパは嬉しいんですよ。
そのうえ、赤ちゃんの話がきけたら、パパの赤ちゃんへの興味は「グッ」と上がります。
そうやって、パパの興味を惹きつけたら、3日目には【Playing】を話して、パパもその遊びをやってみるように勧めて、次のステップにつなげましょう。
例:「今日は、対話読み聞かせをやったんだよ。すごくジーッと見ていて、時々笑ったりして、楽しかったんだよ。パパも明日、帰ってきたらやってみなよ!」
【4目日・5日目】赤ちゃんと遊んでみよう
4日目からは、パパに赤ちゃんとの遊び方を教えてあげましょう。
ここでは、パパに「小さな成功体験」を積んでもらうことが目的なので、簡単にできて、パパが楽しいと思える遊びがいいですよ。
私たちがオススメするのは「対話読み聞かせ」と「ベビーマッサージ」です。
どちらも、初めてでも簡単に取り組めますし、赤ちゃんが豊かに反応してくれるので、パパが取り組みやすいアクティビティです。
4日目は「対話読み聞かせ」に挑戦し、5日目は「ベビーマッサージ」に挑戦するというのがいいですね。
「対話読み聞かせ」のために作られた『白黒赤絵本』は、もともと赤ちゃんが反応するように、発達心理学に基づいて作られていますので、パパはただ白黒赤絵本を見せて、赤ちゃんに語りかけるだけで成立します。
そうすれば、赤ちゃんがいろんな表情や反応を見せてくれて、パパはその幸せなひと時を楽しむことができます。
ベビーマッサージは、いきなりしっかりしたものをやろうとすると大変なので、まずは簡単なものから取り組んでもらうのがよいでしょう。
はじめてのパパでも自信がもてる、簡単なベビーマッサージのやり方は、こちらのページでご紹介していますので、ぜひとも参考にしてみてくださいね。
【6目日・7日目】赤ちゃんを正しく抱っこしてみよう
赤ちゃんを抱っこすることに苦手意識を持っているパパは、意外にも多いものです。
ママというのは、ある程度本能的に「正しい抱っこ」ができるので、パパが「抱っこ」を怖がっていることが、あまりわからないのです。
たいていのパパは「赤ちゃんを泣かせてしまったらどうしよう…」「赤ちゃんがこわれてしまうのではないか?」「嫌がられないだろうか…」などと不安に思っているのです。
だから、抱っこをしたがらないとか、抱っこしていても、赤ちゃんが泣き出すと、すぐにママに渡してしまうのです。
そんなパパに、「正しい抱っこの仕方」を教えてあげましょう。
正しく抱っこすれば、赤ちゃんはパパの腕の中でも、機嫌よく過ごせます。たとえグズっても、抱っこであやす方法を知っていれば、怖くありません。
そんな、ママにとっては当たり前のことも、パパには当たり前じゃないんだ、ということを理解してあげることが大切です。
正しい「たて抱っこ」「よこ抱っこ」のやり方は、こちらのページでご紹介していますので、パパに教えてあげてくださいね。
Category
カテゴリー
Basic course
基礎講座
Skill up course