Interview
仲間とともに“子育てひろば”を立ち上げ 「親子がありのままで過ごせる場所をつくりたい」
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兵庫県にお住いの金田美紀さんは、これまで保育士、幼稚園教諭として30年以上にわたるキャリアをお持ちです。
2019年からは、仲間とともに「子育てひろば ルーチェ」を立ち上げられ、そのなかで「ベビーマッサージ教室 ベビチェ」としてもご活動されています。
そんな金田さんから現在の活動についてご報告をいただきましたので、ご紹介します。
子育て中の親子とゆったりと関わり合いたい
金田さんは、ご自身の子育てをしながら、保育士、幼稚園教諭として30年以上にわたり保育の現場に立ち続けていらっしゃいます。
ご自身の子育てが落ち着いたころから、時間にゆとりができたこともあり、「親子のみなさんと、もっとゆったりと関われることがしたい」との思いが芽生えたといいます。
どんな活動がいいだろうかと調べるうちに、当協会の「アタッチメント・ベビーマッサージ インストラクター」にたどり着き、2019年に資格を取得されました。
「子育てひろば」を仲間と始める
ときを同じくして、以前から保育園の同僚と「いつか、親子がありのままの姿で過ごせる場所を作りたい」とあたためていた思いをかたちにされ、「子育てひろば」を立ち上げられました。
「市民センターや公園などで、親子向けの居場所やあそびのひろばを『子育てひろば ルーチェ』という名前で開いています。いろいろなタイミングが重なり、それまでの保育の仕事がフルタイムからフリーランスになる際に、活動をスタートさせました。」
「子育てひろば」や保育園でベビマ教室を開催
金田さんは、その「子育てひろば ルーチェ」での活動のなかのひとつとして、ベビーマッサージ教室を開いています。
「『ベビチェ』という名前でやっています。ベビマ教室は、ご予約くださった方とご相談の上、場所や時間を決めて行っています。」
また、それだけにとどまらず、金田さんのお住いの近くの保育園から依頼を受けて、園の子育て支援事業としてのベビマ教室も、月に1回、担当されているといいます。
ベビマを通じて、ゆったりした気持ちになってほしい
「いずれのベビマ教室でも、わらべ歌を少しプラスしたり、お喋りや子育て相談も行っています。」
参加されたお母さんたちからは、「ベビーマッサージで、よく眠るようになった」「便秘が改善した」といったお声をいただくことが多いと、金田さんはお話しています。
「ベビーマッサージを通して、お子さんはもちろん、お母さんやお父さんも大切にされている経験をしてもらいたいです。ゆったり、のんびり、一緒に深呼吸できる、そんな時間にしたいと思っています。」
家ではやりにくい絵の具あそびが人気
また、「子育てひろば ルーチェ」では、参加される親子の興味や関心を取り入れながら、毎月の活動内容を決めていらっしゃるそうです。
「基本的に、こどもの心が動く活動を取り入れたいと考えているのですが、家でやりにくい絵の具あそびが人気で、よく開催しています。」
参加されたお母さんやお子さんからも、この絵の具あそびはとても喜ばれているといいます。
子育てひろばに参加された方たちからは「たくさんの出会いがあり、あたたかい雰囲気」とのお声が寄せられるそうで、金田さんの活動の励みにもなっているそうです。
「これからも、親子がありのままで過ごせる場所として、この活動を続けていきたいです。」
金田美紀さん(兵庫県)
「ベビーマッサージ教室 ベビチェ」「子育てひろば ルーチェ」主宰
活かしている資格>>
アタッチメント・ベビーマッサージインストラクター
育児セラピスト前期課程(2級)
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