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40代のスキルアップ物語

40代のスキルアップ物語

パート保育士(43歳)第一子の出産を機に退職し専業主婦だったが、娘が中学に入ったときにパートとして保育士に復帰

わたしは、娘を産むときに、それまで勤めていた保育園を退職して、育児に専念しました。保育士の経験もあったし、知識も少しはあったので、子育てにそれほど不安はもっていませんでした。でも、ほかのお子さんの保育と、自分の娘の育児は、まったく別物でした。保育士をしていたころのお母さんたちの不安な気持ちや悩みが、子育てをしてみてはじめてわかりました。

そんな思いがあったので、自分も子育てが落ち着いたら、「そうしたお母さんたちに寄り添える何かをしたい」と考えていました。そんななか、娘が中学に入ったのをきっかけに、まずは、パートで保育士に復帰することにしました。

子育て支援センターでベビマ教室を始めるために「アタッチメントベビーマッサージ」を受講

ここの園には、子育て支援センターが併設されており、0歳児の親子向けの支援に力をいれていました。すぐに浮かんだのは、娘が赤ちゃんの時にやっていたベビーマッサージでした。これが通ったので、すぐに資格を取ることにしました。

子育て支援センターでベビマ教室を始めるために「アタッチメントベビーマッサージ」を受講

いろいろ調べた結果、内容がいちばん共感できたのと、アタッチメントをうたっていることから、「アタッチメントベビーマッサージ」に決め、受講しました。

私と同じように子育て支援センターでベビマ教室をやる人もいて、「お互いがんばろうね!」と共感しあったのを覚えています。また、個人でベビマ教室を開校しようというお母さんもいて、とても勇気をもらいました。いつか、自分も、この方のように個人でも教室をやってみよう!と心に誓いました。

じつは、受講して一番印象に残ったのは、自分の子育てを振り返る機会になったことでした。「これでよかったのか?」と悩んでいたこともあったのですが、「子育てに正解はない」「100人いれば100通り」という講師の先生の言葉を聞いて、心が楽になり、「これでよかった!」と思えました。

ベビマにつづけて、「アタッチメントジム」「キッズマッサージ」を受講しました

ベビマ講座のなかで、赤ちゃんが1歳になるとベビーマッサージを卒業してしまうので、そのあとのメニューも用意しておくとよい、という話を聞いていました。わたしは、勢いでやるタイプなので「アタッチメントジム」と「キッズマッサージ」を続けて受講することにしました。

キッズマッサージには、「つぼを意識したマッサージ」や「新生児へのベビーマッサージ」といったベビーマッサージ上級編も学ぶことができたので、ベビマ教室を開設した時点から、これらもメニューに入れることができました。

ベビマにつづけて、「アタッチメントジム」「キッズマッサージ」を受講しました

また、アタッチメント・ジムもキッズマッサージも、1歳以降の教室メニューとしてだけでなく、園児に対しても大いに活用しています。落ち着きのない子や多動の子に、キッズマッサージを服の上からやってあげると、落ち着くようになるという事例を講座で聞いていたので、実際にやってみると、そのとおりでした。

これは、「娘が小さいときに、出会いたかった」と、本当に思いました。もう中学生になってしまいましたが、それでもキッズマッサージを応用して、娘にやってあげることもあります。

若手の保育士に、根拠と理論をもってアドバイスできるようになるために、「育児セラピスト1級」までコンプリートしたいです

いま、課題に感じているのは、若い保育士さんです。「それはどうなの?」と思ってしまうような対応を園児にしているのを見かけることがあります。経験がなく、余裕もないからで、悪気があるわけではないのはわかるのですが、子どもにとっては、傷になりかねないと思ってしまいます。「こうしたほうがいいよ!」と、それとなくアドバイスをしますが、あまり聞く耳をもってくれません。

せめて、根拠と理論のもとに、「〇歳児の発達課題はこれこれこうだから、こうしたほうがいい」という言い方ができれば、納得してもらえると思うのですが、そこまでの知識も理論も持っていません。これまで、講座で理論をしっかり学んできたから、余計にそう思います。

若手の保育士に、根拠と理論をもってアドバイスできるようになるために、「育児セラピスト1級」までコンプリートしたいです

そんな思いがあるので、少なくとも「育児セラピスト1級」までは取って、根拠と理論の背景を完成させたいと思っています。また、伝え方や対人援助を学び、「どう伝えるか」についても、この講座で学びたいと思っています。

これからチャレンジする資格