Interview
カフェのフリースペース から広がるママ支援
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看護師の木口さんは、出産を機にベビーマッサージの資格を取得し、地域で教室をはじめました。
きっかけは、みずからの体験と湧きあがる思い
木口さんは、ご自身のお子様のためにベビーマッサージを学びたいと考え、娘さんが生後2ヶ月の頃に、アタッチメントベビーマッサージインストラクター養成講座を受講されました。そして、ベビーマッサージを始めたことで、育児に自信が持てるようになり、娘さんがさらに可愛く愛おしく感じられるようになったそうです。
はじめはご自身の育児のために学んだベビーマッサージですが、お子様が6ヶ月の頃、ねんね期の赤ちゃんを連れての外出先の少なさに困った経験をしたり、気づけば夫以外とはほとんど会話もしない日々が続いたこともあり、どんどん孤独が強まったことがあったそうです。
そのころから、同じ境遇にあるママ達にベビーマッサージを知ってもらうだけでなく、ママたちが気軽に集って、話ができて、孤独を感じずにいられる場所を作りたいという思いが生まれ、ベビーマッサージ教室を開こうと決意しました。
気軽に集える、安心できる、相談できる、楽しめる場所
木口さんは、教室を始めるにあたり、気になっていた場所がありました。自宅近くのカフェの2階にあるフリースペースです。ここは、カフェのオーナーさんが「誰もが負担なくいつでも挑戦できるように無償で場所を提供している」そうで、地域をつなぐママ支援をしたい木口さんのベビマ教室には、ピッタリの場所でした。
さらに、このベビマ教室には、特徴があります。元保育士が、育児相談にのってくれるのです。じつは、木口さんの実のお母さんです。教室に来たママたちにとっては、これほど頼もしい先輩はいません。
こうして、木口さんならではの、地域にひらかれたママ支援としてのベビマ教室が誕生しました。
カフェのオーナー、実母、夫、愛娘、ママと赤ちゃん、地域のみんなでつむぐベビマ教室
そんな木口さんが、いま一番感じることは、関わってくれているすべての人への『感謝』だそうです。
「一番近くで支えてくれる母や主人、娘。場所を貸してくださるだけでなく、集客につながるようにと、色んな方を紹介してくださるカフェのオーナーさん。チラシの配布や掲示に協力してくださる地元のスーパーの店長さんや整体の先生方。地元で子育て支援に関わっていらっしゃる親子サークルの方やヨガの先生。教室へ足を運んでくださったママたちと赤ちゃんたち。みなさんに感謝です。」
これからの展望
まだ教室を始めて4ヶ月と間もないですが、本当に沢山の方々とご縁をいただき、助けていただきました。この感謝を忘れずに、今度は私が育児に悩むお母様方へのお力添えや、より楽しく幸せな子育てができる環境作りに関わっていきたいと考えております。現在は育児休暇中ですが、仕事復帰後も看護師として働きながら、ベビーマッサージ教室も続けていきたいです。
Basic course
基礎講座
Skill up course