第7回育児セラピスト全国大会2016「あそびをまなぶ」
公開教室
昨年大好評だった公開教室を、今年は少し趣向を変えて行いました。今年は、ベビーとキッズにクラスを分けて、メソッドをまたいだプログラムを、各先生方が特別に作って披露してくれました。ベビーマッサージ、あそび発達、キッズマッサージ、アタッチメントジムの中から、年齢に合ったアクティビティをピックアップしたオリジナルプログラムです。もちろん、実際に親子に参加してもらっています。親子参加した方たちは、みなさん当協会のインストラクターです。インストラクター目線で親子参加される方、ダンナさんに、普段やっていることを見せる方など、親子参加された方にも有意義なものになったようです。また、昨年は、マタニティヨガに参加した妊婦さんが、今年は、赤ちゃん連れで、ベビークラスに参加して「この子があの時おなかの中にいた子なんですね」なんて感動的なことも起こりました。インストラクターのみなさんには、実際の教室を開くうえで、とても参考になると思います。
ベビー親子教室
0 歳児(0~12 か月)のベビーとママを対象に、ベビーマッサージ、あそび発達、アタッチメント・ジム、対話読み聞かせのメソッド取り入れたオリジナルプログラムです。東京は島田先生、大阪は権先生が担当しました。
島田恭子先生
権かおり先生
目と目を合せて「たかい、たか~い」、ママもベビーもリラックス&エンジョイ!
「これから、ベビーマッサージはじめるよ!」(東京)
「あそび発達」のアクティビティ。視界が変わることが、脳刺激!(大阪)
参加者の声
お母さんの緊張を、教室の時間の中でいかに自然にほぐしてあげるか、教室の中でお母さんの日頃の育児やこどもとのやり取りを認め、気持ちを晴れやかにして帰してあげるかなど、子どもはもちろん、お母さんへのフォローもとても勉強になりました!
(託児所運営 30 代 愛知県)
「こうでなければならない」ではなく、子どもが今したいことを尊重し、無理なくリラックスした環境の中で行うことの大切さを実感しました。子ども達にとっても保護者にとっても有意義な時間になったと感じました。
(幼稚園教諭 30 代 埼玉県)
キッズ親子教室
1・2・3 歳児の子どもとママを対象に、キッズマッサージ、アタッチメント・ジム、あそび発達のメソッドを取り入れたオリジナルプログラムです。東京は早川先生、大阪は熊谷先生が担当しました。
早川 貴子先生
熊谷 れい子先生
お母さんといっしょに「急カーブ!」楽しいだけじゃなく、バランスを養います(大阪)
自分でお手てのマッサージ。気持ちイイ!(東京)
自己肯定感を育むアクティビティ「ママ出来たよ!」「スゴイねー」(大阪)
参加者の声
見学者の立場でしたが、楽しく参加させていただきました。教室のタイムテーブルの流れで、必要なものをそろえていらしたので、環境設定がきちんとされているなーと感心しながら、自らも改めることができました。
(民間学童施設長 東京都)
とってもわかりやすく、家で子どもたちにしてあげたい!と思いましたし、こんな風に、ママも学んだり楽しめるような教室を自分もできたらと、夢も広がりました。トラブルの配慮なども素晴らしかったです。
(主婦 30 代 群馬県)
アタッチメント・ヨガ
マタニティを対象にしたプログラムを、参加者の方々に体験してもらいました。本当のマタニティの参加者もみえました。また、大阪では、妊娠経験のない参加者の方に妊婦スーツを着てもらって、体験してもらいました。担当は、東京、大阪ともに大塚先生です。
大塚 一恵先生
顔をほぐすと、心もほぐれてリラックス。首をほぐすと(喉のチャクラが開いて)コミュニケーションがスムーズに(東京)
「子宮の結びのポーズ」で、おなかの赤ちゃんと「つながる」(東京)
妊婦体験スーツを着用して、妊婦になったつもりで呼吸法。呼吸を感じ、呼吸に向き合うことで、自分に出会う(大阪)
「足首回し」や呼吸法で、リラックス&むくみも減少(大阪)
参加者の声
マタニティモデルとして、アタッチメントヨガに参加しました。お腹の中の赤ちゃんを感じ、一心同体になれた感じがしました。
(看護師 30 代 福岡県)
公開教室では、実際の雰囲気を体験することができてよかったです。ヨガ教室に参加してみて、体の疲れがとれたのがわかりました。ゆっくりすることの大事さを知っていたようで知らなかったのも分かりました。
(健康運動指導士 30 代 山形県)
アタッチメント・食育
実際にお母さんに伝える「アタッチメント食育セミナー」として、参加者の方に受講いただきました。アタッチメント食育のテキスト制作に携わっていただいた権先生自ら、「親が知っておきたい食育」の観点で、今回のためにオリジナルプログラムを作ってくれました。担当は、東京、大阪ともに権先生ご本人です。
権 かおり先生
アタッチメント食育のテキスト制作にも携わった権先生(東京)
自分の教室で役立てようと、メモを取るのも真剣そのもの(東京)
「これはウチでもやってみよう!」お母さん向けだから実践的(大阪)
受講生全員がインストラクターだから、講師も力が入ります(大阪)
参加者の声
昨年も参加し、仲間ができ、収穫が大きかったので今年も参加しました。食育教室の、歯の分野は、復習になりました。おかあさんの心を癒し、リピーターさんにつなげるのは、お迎えする瞬間からはじまっているのだと感じました。(看護師 40 代 奈良県)
(看護師 40 代 奈良県)
昨年も参加し、よかったので今年も参加しました。明日からの子育て支援センターでの仕事に活かしていきたいと思います。
(ベビーマッサージインストラクター 30 代 兵庫県)
目次
- 1日目・スキルアップ講座
- 開会あいさつ
- 東京会場 優秀実践者発表
- ― 保育・幼児教育部門:安原マヤさん
- 「わが子の成長のために学んだ知識とスキルは、子育て支援で活かされる」
- ― アタッチメント教室部門:Kさん
- 「体操の先生が、心の教育を身に付けて展開する、人間教育としての体操教室」
- 大阪会場 優秀実践者発表
- ― 保育・幼児教育部門:寺下 悦子さん
- 「『思い』と『好奇心』と『欲求』が創りだす、人生第二ステージの生きがい」
- ― アタッチメント教室部門:植戸 真紀さん
- 「8年間のキャリアを通して生まれたリピート率9割の教室運営の秘訣とは?」
- ― 子育て支援部門:鎌田 怜那さん
- 「臨床心理士の仕事と子育て支援の活動で生まれた相互作用が、子育てを変える」
- ランチミーティング
- グループワーク
- 公開教室